テーラーメイド Qi4Dシリーズ 【予約開始】 ”4つの次元”で最大限のスピードを引き出す

こんにちは!ベリです。
いよいよテーラーメイドから2026年新モデルとして”Qi4D”シリーズが発表され予約が開始されました。
2026年1月29日発売です!
すでにスコッティ・シェフラー、ローリー・マキロイ、トミー・フリートウッドなどPGAのトッププロ選手達が実践投入しており、話題沸騰中のシリーズになっています。
詳細なデータ計測はまだできていませんが、特徴と試打した感想を記載します。
Qi4Dシリーズの概要
2026年テーラメイドのQi4Dシリーズのキャッチコピーは”求めるのは剛速か、柔速か。
テーラーメイドが仕立てる、オーダーメイドスピード”となっています。
テーラーメイドが新定義するゴルフに重要なスピードを”4つの次元”で追求したモデルという意味で4D(4Dimension=次元)と名付けられています。
この”4つの次元”で盛り込まれたテクノロジーは下記です
- Face:第5世代カーボンフェース
- Shaft:1100万発以上のデータから導き出した新純正シャフト”REAX”
- Head:特許出願中の新エアロシェープデザイン
- Fitting:すべてのモデルにTASウエイトシステムを導入し、自分に合った重量配置
それぞれの特徴について詳しく紹介します。

Face:第5世代カーボンフェース
テーラーメイドはステルスからカーボンフェースを採用しており2026年モデルで第5世代のカーボンフェースとなります。

テーラーメイドはカーボン=スピード、硬いフェースで効率よくエネルギーをボールに伝えることでボール初速を高める設計思想をしています。
YouTube テーラーメイドゴルフ日本公式チャンネルより 緑:カーボンフェース 青:チタンフェース
チタンフェースとカーボンフェースの反発係数を比較したグラフで説明されていました。
チタンの反発係数に比べて同じCT値でもカーボンフェースの方が高い反発係数を示す結果が得られており、よりスピードが出る結果が出ているそうです。
CT COR値は主にゴルフの世界で使われ、クラブフェースの反発力を示す指標で、「Characteristic Time (特性時間)」を意味し、以前の「COR(反発係数)」に代わって、ルール適合(SLEルール)の基準となっています。CT値が高いほどフェースがたわみやすく、ボール初速が上がって飛距離が出やすくなりますが、ルール上限(257μs程度)を超えるものは公式競技で使用できません。
【徹底解説】CT値って何?ゴルフクラブの反発力を理系的に読み解く!【ゴルフ豆知識】より
- COR(Coefficient Of Restitution): 衝突後の速度と衝突前の速度の比率で、エネルギー損失の度合いを示します。0~1の数値で表され、1に近いほど反発力が高いです。ルールでは0.830が上限とされていました。
- CT(Characteristic Time): ボールがフェースに接触してから跳ね返るまでの「接触時間」を測定する値(単位: マイクロ秒 μs)。COR測定が困難なため、簡易的でより正確な測定が可能なCT値が導入されました。
- 関係性: CT値が長くなると(長ければ長いほど)、COR値も高くなり、反発力が増します。CT値 257μsがCOR 0.830に相当します。
金属フェースの場合は、ボールと衝突した際にフェースがたわみ、元に戻ろうとする力を使ってボールの初速を出す考え方が主流です。
他社ゴルフメーカーではこのたわみをAIなどを活用してより理想のたわみを生み出すフェースを生み出しています。
対してテーラーメイドのフェースはカーボンを使用しています。
このカーボンフェースの場合はボール初速を高める考え方が金属フェースと異なります。
カーボンフェースは非常に硬い素材になっています。
フェースが硬いことでフェース自体のたわみ戻りによる反発ではなく、ボールがしっかり潰れて復元するボール自体の性能を十分発揮できるようにすることでエネルギー効率よく飛距離に転換するという思想です。
カーボンフェース=ボールへのエネルギー伝達効率で飛ばす!
その技術をさらに高めた第5世代カーボンフェースになってます
さらに第5世代カーボンフェースはフェースの縦方向の丸み”ロール”の設計を変更し、バックスピン量のばらつきを抑える設計となっています。
フェースの上目に当たると、バックスピンが減りドロップ気味の球、下目に当たればバックスピンが増え、吹き上がる球になって距離をロスしてしまいます。
Qi35とQi4Dのロールを比較を下図に表します。
Qi35の上下方向のスピン量ばらつき YouTube テーラーメイドゴルフ日本公式チャンネルより Qi4Dの上下方向のスピン量ばらつき
Qi4DのフェースはQi35に比べてよりロールの丸みを大きくすることで、ギア効果によりスピンのばらつきを抑制する設計となっています。
テーラーメイド公式のデータによると
YouTube テーラーメイドゴルフ日本公式チャンネルより 縦軸:バックスピンの回転数 横軸:LS、Core、Maxのモデル毎
オレンジ:Qi4D 緑:Qi35
Qi4Dのバックスピン量のばらつきはQi35のものより少なくなっていることがわかります。
このロールの形状を技術的に可能にしているのが60層積層カーボンフェースだからできた形状だということです。
またスイートエリアがトータルで10%拡大しており、より反発係数の高いC.O.R ZONE( C.O.R値が0.8以上あるエリア)がQi35の43%に比べてQi4Dは53%にまで拡大し、ミスヒットによるロスを低減しています。
Qi35 C.O.R ZONE YouTube テーラーメイドゴルフ日本公式チャンネルより Qi4D C.O.R ZONE
Shaft:1100万発以上のデータから導き出した新純正シャフト”REAX”
今回のQi4Dからは純正シャフトが三菱ケミカルと共同開発した”REAX”シャフトになっています。
この”REAX”シャフトは1100万発以上のドライバーショットデータに基づいて開発された新シャフトです。

純正シャフトのローテーションスイングタイプ別に合わせた3タイプのシャフトを選べる仕様です。
個人的にはこのシャフトを導入する変化が一番大きく感じてます。
昨今フィッティングの重要性が広く認知されていっているゴルフ業界で、テーラーメイドもフィッティングにかなり力を入れ、シャフト開発してきた意気込みが強く感じられました。
YouTube テーラーメイドゴルフ日本公式チャンネルより
シャフトタイプは以下です。
- HR:High Rotation
- MR:Mid Rotation
- LR:Low Rotation
の3種類がラインナップされています。
一般的にシャフトのしなり方の特徴をキックポイントで先調子、中調子、元調子のように表しますが、REAXのシャフトタイプはキックポイントでの層別ではありません。
スイング中に左腕とシャフトが一直線になるタイミング別に層別されます。
HRはシャフト先端の剛性を柔らかくして、ヘッドが早くしなり戻る特徴があり
逆にLRは先端剛性が高く、ヘッドの開閉が少ないタイプのシャフトになっています。
REAXの3種類のフィッティングはキックポイントで行うものではないですが、個人的に試打した感覚としてはキックポイントと近い印象を受けました。
先端剛性が柔らかいHRは捕まって球が上がりやすく、先端が硬いLRは左に行きづらく強弾道になっているので大別してキックポイントと似たような選び方でおよそマッチしてくるのでは無いかと感じています。
これまでの純正シャフトは柔らかめに設計されていた印象ですが、このREAXはしっかり硬さもあってカスタムリシャフトしなくてもそのまま使える感覚を受けました。
Head:特許出願中の新エアロシェープデザイン
Fitting:すべてのモデルにTASウエイトシステムを導入し、自分に合った重量配置に
Qi4Dシリーズのドライバーヘッドラインナップは
Qi4D LS、Qi4D Core、Qi4D MAX、Qi4D MAX LITEの4種類あります。
YouTube テーラーメイドゴルフ日本公式チャンネルより
Qi4D MAX、Qi4D MAX LITEに関してはフェースのフレームがこれまでのチタンから軍事用に使われているA7075アルミニウムに変更し、余剰重量を生み出すことで、TASウェイトの配置が可能になっています。
これまでのQi10 MAX、Qi35 MAXはTASウエイトの配置がありませんでしたが、TASウエイトで重量調整ができるフィッタブルなヘッドにすることが可能になりました。
Qi4D MAX
Qi4D MAXは前後に2つTASウエイトが配置されています。

YouTube テーラーメイドゴルフ日本公式チャンネルより Qi4D MAX
後ろに重めのウエイトを配置するとこれまでのMAX通り高MOIのヘッドですが、前に重量を持ってくることで強弾道の打てるヘッドに変化します。
Qi4D Core
Qi4D CoreモデルはTASウエイトが4つ付いており前後、ヒール目、トゥ目にすることでいろんなヘッドタイプに変化させることができる仕様になっています。


YouTube テーラーメイドゴルフ日本公式チャンネルより Qi4D Core
Qi4D LS
Qi4D LSはMAXと同様前後に2つTASウエイトが配置されています。

YouTube テーラーメイドゴルフ日本公式チャンネルより Qi4D LS
ヘッドが小さく、コンパクトにシャープに振り抜けるタイプとなっています。
まとめ


発表されたばかりのQi4Dシリーズですが様々なメディアでたくさん取り上げられており、評価もかなり高いです。
私も実際打ってきましたが、おすすめできる出来栄えと言えるでしょう。
すでに予約開始しており、ゴルフショップでは注文が相次いでいるようです。
ぜひ2026年最新のドライバーを手に入れてみてはいかがでしょうか。

















