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テーラーメイド バーナー ミニドライバーCopper【試打評価】ミニドラの完成形 飛距離より安定をとるならこれかも!

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古き良きデザインと最新技術の融合ってロマン感じるベリです。

今回は2024年の数量限定モデルとして7月12日(金)発売のテーラーメイドから発表されたバーナー(BRNR)ミニドライバーCopperを試打しましたのでレビューをしていきます。

BRNRミニドライバーCopperは2023年テーラーメイドから発売され、人気となったBRNRミニドライバーが新デザインとなったモデルです。

2023年のモデルとスペックには変更がありませんが、デザインが一新されたことにより構えた時の印象が変わっています。

90年代半ばのBurner Ti Bubble2のデザインや当時のロゴを彷彿とさせるデザインとなっているそうです。

私としては2023年モデルより、2024年モデルのBRNRミニドライバーCopperの方が好みです。

構えた時のクラウンフロント側にCopper(銅)の名の通りブロンズカラーが採用され、アライメントが取りやすくなっています。

また、クラウンが艶消しのようなマットカラーになっています。

2023年モデルと性能は全く同じですので、昨年購入出来なかった!という方はこの復活のタイミングで購入を検討してみてはいかがでしょうか?

ではBRNRミニドライバーCopperのレビューをしていきます。

 なお、今回の試打はゴルフ量販店で行わせて頂いた結果を載せております。計測にはスカイトラックを使用しています。

評価結果 ミニドラの完成形 飛距離より安定をとるならこれかも!

試打感想は飛距離より安定をとるならこれかもといった感じです。

フェアウェイウッドと同じ感覚でドライバーが打てるので大きなミスに繋がりにくいと感じます。

打感も弾きがよく心地よいです。

正直ミニドライバーはドライバーとフェアウェイウッドの中間でどっち付かずという印象も否定は出来ません。

多くのアマチュアにとっては十分に使いこなせるか、難しいところではあります。

近年のドライバーヘッドの大型化によりドライバーに対して苦手意識が強い方も一定数いるのではないかと思います。

かくいう私も一時期ドライバーは握らずティーショットを3Wでラウンドしていた頃もあります。

そんな時にミニドラが1本あると心強い味方になってくれるのではないでしょうか。

  • ブロンズカラーのラインが構えやすい
  • フェアウェイウッドライクに打てる
  • USTマミヤの純正シャフトがヘッドによくマッチしている
  • ドライバーよりも飛距離は落ちる

テーラーメイド BRNR ミニドライバーCopperの概要

BRNRミニドライバーCopperは2023年モデルのBRNRミニドライバーのデザインが一新されたもですです。

2023年モデルはソールに”BRNR”の文字が入っていましたが、BRNRミニドライバーCopperは往年のロゴで”Taylar Made”というデザインになっています。

ヘッド体積は304cc、クラブ重量は日本仕様純正Sシャフトで約331g、43.5インチ、バランスD3です。

ドライバーよりも重いですがフェアウェイウッドの延長としてティーショットが打てるクラブですので長さが短い分重くなっています。

弾道調整ができるように入れ替えができるウエイトを採用しているMWT(ムーバブル・ウエイト・テクノロジー)はそのままです。

標準では1.5gもウエイトがソール前方、13.0gのウエイトがソール後方に配置されています。

前後を入れ替えることで重心位置を変えることができ、スピン量を抑える調整が効くようになっています。

ソールには90年代半ばのBurner Ti Bubble2のデザインにも搭載されていた”K-SOLE”デザインを現代風にアレンジして採用しています。

フェースは”ZATECH チタン ツイストフェース”と呼ばれるフェースでチタンフェースになっています。

製品スペックとしてロフト角は11.5°と13.5°が選べるようになっています。

スリーブの弾道調整機構(カチャカチャ)を使うことでロフトはさらに±2°、フェースアングルも調整が可能になっています。

日本仕様のシャフトはUSTmamiyaのプロフォース65 M40Xを採用しており、長さは43.5インチです。

このシャフトも個人的にはかなりできがいいと感じています。

USTmamiyaの純正シャフトはPINGに採用されているPING TOURもそうなんですが、柔らかすぎず硬すぎずヘッド挙動が安定してインパクトできると感じます。

構えるとブロンズカラーのラインが構えやすいです。

フェースも若干フックフェースに見えるので右方向へ抜けてしまいそうな印象はほぼありません。

2023年モデルと構えた状態で比較写真を載せておきます。

2023年モデル
2024年新モデル

艶消しの色になっていて個人的には2024年新モデルのBRNRミニドライバーCopperの方が好みです。

試打評価結果 ドライバー程の飛距離はないが簡単さを感じる

使用したクラブ 

飛距離

飛距離がヘッドスピード42.1m/sで230.8ydsです。

ミニドライバーで43.5インチなのでドライバーほどの飛距離は出ません。

ミニドラの利点は最大飛距離ではなくフェアウェイウッドのように打てるやさしさですのでこの飛距離で安定性が取れれば十分かと思います。

スピン

スピンはドライバーより入ります。

ソールのウエイトを標準位置の前1.5g後ろ13.0gで試打していますので、前後を入れ替えれば減らすことは可能だと感じます。

スピンがある程度入ることで左右に曲がりにくい部分もありますのでまずまずといった印象です。

捕まり

ドライバーよりもロフトがあり、長さも短いのでドライバーよりも捕まえやすく感じます。

フェース自体も少しフックフェース気味になっています。

上がりやすさ

球は上がりやすいです。ロフト13.5°で打ち出し角が18°ありました。

よりやさしくFWのように打ちたいのであれば13.5°を選び、ドライバーに近い距離を求めるなら11.5°のロフトを選択すると上がりやすさは調整できると思います。

またソールのウエイトを変更しての調整が可能となっているのでこちらでも調整可能です。

今までのミニドラにはない調整機構が多くついているのもこのBRNRミニドライバーのいいところです。

打感

しっかりとくいついた打感はあります。

弾き感よりも柔らかさを感じました。

操作性

ヘッドが小ぶりなミニドラの利点でもあり操作性はいいです。

ドライバーヘッドの大型化に伴い、ヘッドを開閉して扱いたい方は小ぶりなヘッドにやさしさを感じるのではないかと思います。

やさしさ

FWのようにティーショットが打てます。

ドライバーが苦手でFWでティーショットを打つことが多いような人にはぜひおすすめしたいです。

おすすめする人・しない人

  • 大型ドライバーが苦手な人
  • 飛距離より安定したやさしさが欲しい人
  • 人と被らないクラブを選びたい人

まとめ

2023年テーラーメイドから発売され、人気となったBRNRミニドライバーが新デザインBRNRミニドライバーCopperとなって2024年に復活しました。

2024年の数量限定モデルとして7月12日(金)に発売です。

先行での予約受付が開始されており数量限定モデルですので、購入を検討される方は是非お早めに。

ABOUT ME
ベリ
独学でベストスコア86のリーマンゴルファーです。 ゴルフが上手くなりたい思いから、ゴルフギア・理論の奥深さにハマり研究中。 ギア情報や理論、豆知識など発信していきます。