ゴルフのスコアアップを目指して一生懸命練習したのに、いざラウンドに出ると思った通りにスコアが良くならずに悩んでいませんか?
「結果が出ないならゴルフの練習なんてやめてしまおうかな、、」なんて考えているあなたにいい方法があります。
それは一度自分のラウンドスコア分析してみることです。
なぜなら、目標スコアと自分のスコアの差を分析することで、今後取り組むべき課題が見えてくるからです。
この記事を読んでスコア分析をすれば、スコアUPの条件・細分化した目標値がわかり、自分のストロングポイントとウィークポイントがハッキリしてきます。
自分のストロングポイントとウィークポイントをハッキリさせ、何に取り組むべきか明確にしましょう。
きっとゴルフへのモチベーションもスコアもグングン上がってくるはずです。
近年はゴルフスコア管理をスマートフォンアプリで簡単にできるようになっています。
スコア管理アプリも上手に活用して、スコアアップを目指しましょう!
『彼を知り己を知れば百戦殆からず』(孫子・謀攻)ということでスコア別に目標値を見ていきましょう。
用語解説
パット数
グリーン上でパターを打った回数
※グリーンの外からパターで打った場合はアプローチと考え、パット数には含まない点に注意してください
OB
アウトオブバウンズの略 コース外のプレー禁止エリアのこと
ティーショットでOBに飛ばした場合、1打罰を加えて3打目から打ち直し
ゴルフ場のローカルルールでは前方に特設ティーがあり4打目からとなることが多い
パーオン率
各ホールの規定打数(パー)より2打少ない時にグリーンにボールを乗せた確率
ボギーオン率
各ホールの規定打数(パー)より1打少ない時にグリーンにボールを乗せた確率
フェアウェイ(FW)キープ率
ティーショットでFWにボールが乗った確率
スコアアップ条件一覧!
パット数 | パーオン率 | ボギーオン率 | OB回数 | |
100切り | 40 | 25% | 50% | 4 |
90切り | 36 | 35% | 75% | 2 |
80切り | 32 | 45% | 90% | 1 |
スコア管理アプリなどではFWキープ率もデータとして出てきますが、初心者から中級者の場合はそこまで気にしなくていいでしょう。
ティーショットがFWか、ラフかよりもグリーン周りの正確性がスコアへの寄与度が高いです。
自分のスコアと比較してみましょう。
100切り、90切りなどトータルスコアを大枠で目指すよりも、目標を細分化した方がスコアアップ達成への近道です。
各目標値に対しての解説を以下でします。
まず縮めるのはパット数
パット数は全体スコアの約4割と言われており、ラウンド中に一番打つ回数が多いクラブはパターです。
自分のスコアのうち、パット数が何割か確認してみましょう。
実は初心者のうちはこのパット数を減らすことでスコアが劇的に良くなることがよくあるのです。
打ちっぱなしにいって上手にボールを打つことを練習はするのですが、なかなかパターの練習をじっくりやる初心者の方は少ないのではないでしょうか。
全米オープンを4回制したボビー・ロックの名言に”パットイズマネー、ドライブイズショー”という言葉があります。パットが悪ければスコアにならず、試合で勝利できないということです。
長い距離のパットをカップインすることは難しくとも、近くに寄せて”お先に!”ができればスコアもまとまり、精神的にも落ち着いてプレーすることができます。
見落としがちなパーオン・ボギーオン率
日本男子・女子プロゴルファートップ選手でもパーオン率は約7割です。
自分のパーオン率、ボギーオン率をパッと答えられるアマチュアゴルファーはそうはいないのではないでしょうか。
パーオン・ボギーオンを知ることでショットの正確性がわかってきます。
パーオンの目安はありますが、初心者のうちはボギーオンを目標にすることでスコアアップを目指しましょう。
アマチュアゴルファーがパー4なら2打目、パー5なら3打目でグリーンを正確に捉えるのは至難の業です。
パーオンを狙いに行って、力んでしまいミスショットを続けた結果、大きく叩いてしまうことはありがちな失敗です。
18ホール全てをボギーオン・2パットで回ることができればトータルスコア90で回ることだって可能です。
番手を変えてOBを減らそう
ティーショットでのOB数が目安より多い場合はティーショットのクラブの選択を変えることも一つの手段です。
ティーショット=ドライバーショットと考えられている方も多いかもしれませんが、そこにこだわる必要はありません。
ドライバーは言うまでもなくゴルフクラブの中で一番長いクラブです。長い分だけボールを正確に打つことは難しくなります。
また、飛ばす距離が長い分、左右に曲がった時の曲がり幅も大きくなり、OBに入れる確率は上がります。
『ティーショットでOBしちゃって、また前方特設ティーから4打目スタートか、、、』なんてことを繰り返していてはショットやパットがいくら良くてもスコアには繋がりません。
レギュラーティーからラウンドするアマチュアにとっては10ヤード20ヤード前に飛ばすメリットより、距離を落としてでも10ヤード20ヤード左右の曲がりを抑える方が断然スコアにつながります。
ティーショットはFWやUTなど距離が落ちるクラブでも、OBを減らして2打目以降でピンに寄せていきましょう。
かく言う私もティーショットをFWにすることで90切りを達成しました。
FWの選び方はこちらの記事でも解説していますのでご参考にしていただけたら嬉しいです。
まとめ
スコアアップのためのスコア分析の必要性と目標にすべきパット数、パーオン・ボギーオン率、OB数について解説してきました。
ラウンド毎にスコアを記録して、目標値と照らし合わせて分析することで自身のストロングポイントとウィークポイントが見えてきます。
現状をしっかり把握・分析して、スコアアップを目指していきましょう!
スコアの記録にはスマートフォンアプリがおすすめです。
手軽に入力することができ、スコアの分析も自動で表示してくれます。
ラウンド中にはGPS機能でピンまでの距離を示してくれたり、コースマップがすぐに確認できたりと大変便利です。
GDOゴルフ管理アプリや楽天GORAのゴルフスコア管理アプリなどがあるので
ダウンロードしてスコアアップに活用してみてはいかがでしょうか。